研究室の活動の報告とFollow upのためのブログ。
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志村です。
1年間のUCバークレーでのVisiting Scholarが終わり、日本に帰国しました。 しかしそれで終わりではなく、ちょうど日本建築学会主催で開催された国際都市・建築デザインワークショップに参加しました。 これは九州、佐賀県、唐津市で開催されたのもで、世界中13カ国から約35人の外国人学生が参加して、日本人学生を含めると計43人の学生が参加しました。 これにUCバークレーからも、Peterと非常勤講師のSutefan、学生9人が参加するということで、私も途中から参加しました。 学生は皆、とても熱心でした。最終成果もすばらしかったと思います。 そのワークショップの後、PeterやStefan、学生たちが東京にきました。 PeterとStefanは築地に招待し、その後、学生たちには月島を案内し、もんじゃ焼を食べました。 皆、結構楽しく食べていました。「土手を作れー」「湖をつくれー」「堤防が決壊した!」などと騒ぎながら、チームワークでもんじゃをつくっていました。 という訳で、帰国してからも忙しい毎日でしたが、UCバークレーの皆さんがちょうど日本に来てくれたおかげで、単に帰国して終わりではなく、少しずつフェイドアウトしながら日本での生活に復帰しました。 そても幸せな一年でした。 これで「バークレー便り」も終わりとさせていただきます。 お読みいただきありがとうございました。 PR
志村です。
3月、いよいよバークレーを去る時には、本当にいろいろな思い出ができました。 バークレーで知り合った方々、IURDの村上さんや奥冨さん、包さん、森吉さんといった日本からのVisiting Scholar、English Conversation partnerのEva、アダルトスクールのDebbyやDavid、Miaeとサンヒョク、マリエさんと佐原さん、本当にいろいろとな方々と楽しく過ごさせていただきました。 そして、日本へのフライトの前日、アダルトスクールのDebbyに誘われて、Debbyの自宅でランチをするはずが、なんとそれがSuprise Partyでした。 これは本当に驚きで、全く予想していませんでした。 アダルトスクールの生徒皆が来てくれて、それぞれの国の料理をもってきていました。ポットラッグパーティーですね。 また食事が終わった後には、皆でブラジルのサンバなどを踊りました。 本当に楽しかったです。 この後、夜は、空港近くのホテルまで、Miaeとサンヒョクに車で送ってもらいました。お礼ということでDinnerを一緒に食べました。 本当に、思い出深い最後のバークレーとなりました。
志村です。
3月上旬には、日本から多くのゲストに来ていただきました。 まず3月1日から、早稲田大学の有賀先生が来られました。有賀先生は、3月下旬に日本の唐津市で開催される国際アーバンデザインワークショップについて、ピーターと学生たちに説明することが主な訪問の目的でした。 その目的以外の時間に、サンフランシスコのいくつかの場所をお連れしました。 その一つが、Mission Bayの再開発です。ここはサンフランシスコで最も大きなプロジェクトで、一つ目の写真のとおりUCSF(カリフォルニア大学サンフランシスコ校)のバイオテクノロジー研究関係の施設が大体完成しています。またそれに伴って、アパートメントや民間企業のオフィスができています。このあたりは、以前ピーターにも案内してもらったのですが、もっと南の方や丘(Hill)の方の再開発も検討されているようで、本当に大きなプロジェクトになっています。 3月3日からは、千葉大学の宮脇先生がいらっしゃいました。宮脇先生も色々な所にお連れしました。 その一つが、かねてから訪問したかったSea Ranch(シーランチ)です。 これは、ローレンス・ハルプリンが全体計画をたて、チャールズ・ムーアが建築設計をしました。ハルプリンは、都市計画における市民参加ワークショップの考案者として有名です。ぜひこれは訪れたいと思っていました。バークレーからは、片道3時間の道のりでした。しかしそれだけの甲斐があるすばらしい建築でした。 3月6日からは、芝浦工大の大内先生が訪問されました。大内先生には、ベイエリアのWater Front(水辺)再開発を中心にご案内しました。というのも、大内先生とは、江東区、特に豊洲を中心に、将来計画の検討作業でご一緒しているからです。 3月7日からは、明治大学の小林先生と、安井建築設計事務所社長・佐野様にご訪問いただきました。 佐野様は、私のかつての上司です。安井事務所では、4年間お世話になりました。 佐野様とは、サンフランシスコを中心に建築を見て回りました。 その一つが、California Science of Academy(カリフォルニア科学協会)でレンゾ・ピアノが設計しました。 これは、環境に配慮した設計として高く評価されています。また、展示内容がよくできていて、環境について上手く啓蒙する仕組みになっています。 10日間で5人のゲストの方々が来られました。ちょっと忙しかったですが、多くの方々にお越しいただいたことは本当に幸せでした。
志村です。
ここバークレーでは、研究以外にも様々な人と知り合い、また色々と訪問しました。 アルバニーのアダルトスクールで知り合ったマリエさんのご主人が、日本語教会の牧師さんだということで、ミサの時にその教会を訪問してきました。 バークレーの北El CerritoにあるSycamore Church(シカモア教会)です。 日本語でミサをする教会は、バークレー近郊ではそれほど多くなく、サンフランシスコのジャパンタウンとここだけだそうです。 牧師さんをされているマリエさんのご主人は佐原さんと言います。 佐原さんから聞いたのですが、日本語のミサに参加する人は、年々減っており、ほとんどの日系アメリカ人は英語のミサに参加しているそうです。ですので、ミサを中心とした日本人のコミュニティは希薄になっているようです。 全体的に日本人のコミュニティはバラバラになっており、サンフランシスコのジャパンタウンでもその問題は同じようです。 これまでにこのブログでも紹介した椎名さん(ジャパンタウン在住)に聞いた話では、日系アメリカ人の歴史や活動が継承されないのではと深刻な状況になっているようです。 やはりかつて米国にやってきた日本人は相当な苦労していて、特に第二次世界大戦中は悲惨な経験をしたのです。それにもかかわらず、戦後は日本本国が大変な状況で、日系アメリカ人たちは、食糧や物資の本国への調達に力をそそいだそうです。 国際化が急速に進んでいる今日、また将来においても、海外の日本人コミュニティの良く末は大きな課題であり、それにもっと社会的関心を集めるべきだと思いました。
志村です。
Spring Semester(春学期)に入って、新しく授業が始まっています。 その中から、MUD(Muster of Urban Design)という都市デザイン演習の授業と、Thesis(修士設計)について紹介します。 まずMUDという都市デザイン演習ですが、サンフランシスコのエンバカデロ(Embarcadero)地区を対象として、集合住宅と主とする複合施設群をデザインするという内容です。 この地区は、1985年の地震で破損したフリーウエイを撤去した後に、公園やテニスコート、プールなどがつくられました。しかしそれらは、この都心地区には必要でない土地利用です。また、サンフランシスコ市は、現在、住宅不足が問題となっています。そこで、この地区に住宅を設計するという課題が設定された訳ですね。 写真は、授業の第1日目に、ピーター(Peter)がサンフランシスコの都市環境シミュレーションモデルを囲んで、対象地区とその周辺の状況について説明している様子です。 学生たちは、この模型を初めて見たのでビックリしていましたね。意見交換も盛り上がっていました。 次は、修士設計についてです。これは今年8月までかけて仕上げるものです。学生は、各自テーマと対象地区を決めて、設計を進めていきます。 第1日目は、学生たちが検討しているテーマと対象地区について、順番に発表し、意見交換をしていました。 二つ目の写真のような感じです。 これの第2日目は、参考文献、論文を収集し、発表し合うという内容でした。参考文献、資料の収集については、2週間かけてやってしっかりやっていました。 興味深かったのは、ゼミに図書館員(Librarian)を呼んで、参考文献探しのアドバイスをしてもらっていたことです。 ここUCバークレーだけではなく、欧米の大学図書館員は、ものすごく図書に詳しく、人格も優れています。 これは日本の大学図書館とは大きく異なることです。見習わなければなりません。
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2002/04/01
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志村研究室の活動報告や、OB・OGへの情報発信のためのブログ。
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