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研究室の活動の報告とFollow upのためのブログ。
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志村です。

皆様、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

さてこの新年は、米国留学中ということで年賀状をでの新年のご挨拶ができませんでした。そこでChristmas Card と New Year Card を兼ねたものをつくりました。多くの方々にはお送りできませんでしたので、ここでそれを掲載して、ご挨拶をいたしますと共に、そのデザインに使用したスケッチについて説明します。



すでにこのブログでも、わたくしのスケッチについて何度か触れました。こちら米国では、やはり日本にいる時よりも時間にゆとりがある、こちらの友人にスケッチをせかされるなどの理由により、米国に来てからすでに40枚以上のスケッチを描いています。

当然、バークレーでも多くのスケッチを描きました。それらをレイアウトしてこのカードを作りました。

まず左上と上真中は、バークレーで借りて住んでいる家です。正面と庭からそれぞれ描いたものです。
右上と右は、UCバークレーのメインライブラリーですね。これは以前もブログに掲載しました。
真中はセザーゲートです。UCバークレーの正門です。
左は、カンパネッリ(セザータワー)です。やはりUCバークレーのもので、この鐘の音はたまりませんね。
左下は、建築学科が入っているウースターホールの中庭です。ウースターホールはコンクリート打ちっぱなしの近代建築で、私が好きなのはこの中庭です。
下は、バークレーマリーナです。ここはいつも風が強いです。
右下は、ツインピークスから見たサンフランシスコです。軸線であるマーケットストリートが、真っ直ぐこのツインピークスに当たっていることがよくわかります。

他にも、バークレーの町を描いたスケッチが数枚あります。バークレーはスケッチをしても楽しい町ですね。

米国では、スケッチを多く描いている訳ですが、描いている時にまともに声をかけられたことは今のところ一度しかありません。水彩で色つけしている時に言われたのですが、「私の筆は料理の時しか使われないわ!」とのことでした。アメリカ人らしいなあと率直に感じました。スケッチを描いている時の通行人の反応は、お国柄がでると思います。

スケッチについては、また機会がありましたらまたご紹介します。


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志村です。
今回も、「大学とコミュニティとの連携」事例の紹介です。

東海岸の名門イエール大学(Yale University)です。私立大学で名門校として大変有名な訳ですが、学生数は1万人ちょっとしかいません。人数を絞ってクオリティを保っている訳ですね。

このような大学ですが、Storefront(サテライト拠点)があって、そこで大学周辺コミュニティや様々なコミュニティとのワークショップ、連携活動が行われています。



Yale Urban Design Workshopです。空き店舗だったところを使って1990年代から活動しています。



通りからも見えるように、これまで、また最近の活動が展示されています。この界隈の雰囲気もよくしています。



ここのディレクターはAlanです。3枚目の写真で奥で作業しているのが彼です。

この事例の面白いところは、デザインスタジオなどの教育プログラムを一切持っていないことです。学生はスタッフとして作業をするだけです。しかしここの存在は大学からしっかり認識されていて、建築学科以外の教員も、プロジェクトによっては関係するそうです。
Alanによると、イエール大学が規模が小さいので、またニューヘブンの町の中心部にまとまっているので、教員間の連携が取りやすいそうです。



Alanが建築学科(School of Architecture)の建物に入っても大丈夫だというので見てきました。
4枚目の写真は建物1階にあるギャラリーです。さすがにお金を持っている大学が違います。ここは外部の人間も自由に入れます。



最後の写真は学生が作業するスタジオ(製図室)です。なかなか良い環境が整っています。

ここでは紹介しませんが、大学全体の環境がすばらしい。町との関係も素晴らしい。このような大学とまちづくりは、なかなか日本では真似ができないですね。
志村です。
今回も、米国における大学とコミュニティとの連携活動について書きます。

取り上げるのはイリノイ州立大学アーバナ・シャンペーンです。ここはイリノイ州で最高の大学なのですが、シカゴから車で3時間ほど南に行ったところにあるアーバナとシャンペーンという小さな町にまたがってあります。とにかく田舎です。

この大学には、イーストセントルイス・アクション・リサーチ・プロジェクト(East St. Louis Action Research Project)という取り組みがあります。この名前の通り、取組の対象は、大学キャンパスから更に南に車で3時間ほど行ったところにあるイーストセントルイスです。
セントルイスのすぐ東側にある訳ですが、この街は、1980年代に財政が破綻し、公共事業のほぼ全てがストップしました。例えばゴミ収集もストップし、まちは荒れ放題となりました。そこで市長は、大学に助けを求め、それを受け1987年から、当時のランドスケープ、建築系の教員、学生が中心となって、都市再生の支援を始めました。
名前の通りで、清掃作業から、公園の設計と工事、マスタープランづくりと幅広く支援が行われています。



一つ目の写真は、大学にあるプロジェクトの事務所です。これまで紹介した大学と大きく違うのは、事務所が学部に存在するのではなく、直接大学に属しており、更にプロジェクトベースなので、スタッフは事務員一人しかいません。その代わり、プロジェクトへの参加者は、建築系の学部だけではなく、幅広い学部から参加者があります。活動もたいへん活発です。



二つ目の写真は、作業スペースです。このような事務所・作業スペースが、イースト・セントルイスにもあるそうです。

私が訪問した時は、ディレクターのローラ(Laura)が案内してくれました。UCバークレー出身ということで、また共通の知り合いもいるということで親切にいろいろと案内してくれました。



3つ目の写真は、学部(College of Fine and Applied Arts)の建物です。比較的新しい建物で、中央に吹き抜けがあり、全体が見渡せるようになっています。吹き抜けの右側が教員の部屋で、左側に教室やスタジオがあります。



最後の写真は1階にある展示スペースです。学生たちの作品などが交代で展示されます。立派なスペースです。

いろいろと印象に残った訪問でしたが、車で3時間のところに活動対象地があるというのが、志村研究室が福島県の二本松市や南会津町に行っているのと近いものがあり、親近感を覚えました。またこのようなプロジェクトベースで臨機応変にしかも20年以上継続している活動があるのだなあと大変参考になりました。
志村です。

今回はクリーブランド市(オハイオ州)にあるクリーブランド・アーバンデザインセンターについて書きます。
このセンターは、ケント州立大学(Kent State University)という、クリーブランドから南に100km以上離れたところにある大学がつくった独立型(サテライト型)デザインセンターです。

デザインセンターには、前回、前々回に書いたように大学内に設置されているタイプと、このセンターのように大学外で都心部に設立されているものの大きく二つに分かれます。このクリーブランド・アーバンデザインセンターは、大学外にあるもののうち、規模として全米で最大のものの一つです。



センターはクリーブランドのダウンタウンに位置し、1900年代初期につくられた建物の2階に入っています。ちなみに1階はバーで、また周りにはカフェなどもあり、なんとなく楽しげなロケーションです。

しかしクリーブランドは、デトロイトと同様に工業都市として繁栄していた訳ですが、現在はその産業が低迷しており、経済状況が悪く犯罪も多いところです。

インタビューは、ディレクターのChristopherとスタッフのTerryにしたのですが、彼らいわく「このような問題を多く抱えた都市は、建築・都市計画の格好の課題であり、ここにセンターを設けることは当然」とコメントしてくれました。



センターの広さは9000フィートですから800㎡ぐらいあります。かなり広く、展示スペース、学生たちが作業しているスタジオ、オフィス、会議室と充実しています。



最後の写真が会議室ですが、この建物はいわゆる「アイアンフラットビル」(街区形状に合わせて鋭角な部分がある建物)で、その鋭角の船の舳先のようなところに会議室があります。町の様子を見ながら会議ができる訳ですね。

街中にあるデザインセンターは、より積極的な大学とコミュニティとの連携を感じます。
志村です。

今回はデトロイト・マーシー大学(University of Detroit Mary)にあるデトロイト連携デザインセンター(Detroit Collaborative Design Center)について書きます。

マーシー大学は、キリスト教系の小さな大学(学生数:5,700人)ですが、建築学部(School of Architecture)は結構知られた存在です。

前回はミネソタ大学のデザインセンターについて書きましたが、米国にはこのように大学内にデザインセンターが存在するケースが多々見られます。公共機関ではありませんが、社会的に広く認められた存在となっています。



一つ目の写真はセンターの入口です。建築学部の1階にあります。入口側の壁が大きく開くようになっていて、いかにも建築学科らしい工夫があります。



スタッフはほとんど学生です。この大学は小さいですから、学生は学部生(3年生、4年生)が中心です。他のデザインセンターが大学院生中心なので、ちょっと違っています。というものディレクターのDanがエネルギッシュな人物で、スタッフを引っ張っています。



3枚目の写真は建築学部の会議室の様子ですが、Danが左の方に写っていますね。彼にはセンターだけではなく、学部内も案内してもらいました。
この会議室の壁はホーロー仕上げになっていて、ホワイトボードのように使うことができます。また壁の2面が開くようになっていて、設計演習の講評会で使用できるようになっています。



最後の写真は製図室です。建物は古いのですが、改修してうまく使っています。

小さな大学でも工夫をすればここまでできるのだなあと感心しました。


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