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研究室の活動の報告とFollow upのためのブログ。
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志村です。
 UCバークレーは、5月下旬にセメスター(学期)が終わり、夏休みに入ってしまいます。その夏休みに入ってすぐに、Peterに頼んで環境シミュレーションラボを見せてもらいました。(Peterが夏休みに入ってどこかに行ってしまう前にお願いしたわけです。)

 写真の一つ目がそのラボの一部です。これは1980年代につくられたもので、都市模型を製作し、それをシュノーケルカメラでアイレベルから見て、ビジュアルに都市景観、環境をシミュレーションすることを可能にしました。さらに都市模型の建物には、建物の写真をゆがみ補正して貼り付け、それをシュノーケルカメラで見ることによって、将来の都市空間をリアルな映像で体験することができる画期的な装置でした。
 このシミュレーションラボの詳しいことは、「まちづくりデザインゲーム」(学芸出版社、執筆者代表:早稲田大学 佐藤滋先生)の中で、有賀先生(早稲田大学)が書かれています。



 これと同じような仕組みの装置を、早稲田大学の佐藤滋先生らが開発し、早稲田大学都市地域研究所に設置しています。この装置の整備には、私も係わらせていただきました。また同じ原理のポータブルシミュレーション装置を開発し、志村研究室にも設置してあります。

 そのようなことで、このオリジナルのシミュレーション装置は、ぜひ一目見ておきたかったものでした。ですので見た時には結構感激しました。当時としてはすごくオリジナリティのある装置で先進的だった訳ですね。

 模型はサンフランシスコです。ベイブリッジのあたりに新たな超高層計画の建物模型が置かれております。(本当にこれらが建設されるか!というものがいくつかありビックリしました。)



 さらにこの日は、北海道大学の瀬戸口先生が積雪のシミュレーションをした風洞実験装置も見せてもらいました。二つ目の写真がそうです。
 Peterいわく、これは剛(瀬戸口先生)が作った模型だ!ということで、Peterも一緒に写真を撮らせていただきました。瀬戸口先生は、この実験室に何日もこもって実験をされていたそうです。

 これらのシミュレーション装置や実験設備を整備しているUCバークレーは、やはり恵まれた研究環境をもっていると感じました。
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