研究室の活動の報告とFollow upのためのブログ。
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志村です。
今回からしばらく、調査で訪問した大学のまちづくりセンターや建築学科(学部)について書きたいと思います。 UCバークレーに来てから、「米国におけるコミュニティと大学との連携手法」について研究をしています。これは、日本のまちづくりの地力を高めるための一つのアプローチとして、大学はもっと地域の中で活躍できるという仮説に基づいています。米国では、多くの連携活動が存在します。それをケーススタディして、日本での連携の可能性を高めることを狙っています。 春頃は、主にUCバークレーを事例として調査をしていました。これについては、都市計画学会発行「都市計画 海外特派員便り」(5月号か6月号)で報告しましたので一読いただけますと幸いです。 夏からは、全米の大学を対象として調査をしています。その中から、興味深かったところをいくつか報告していきたいと思います。 まずミネソタ州のUniversity of Minnesota(ミネソタ大学)です。ここはCollege of Design(デザイン学部)がMetropolitan Design Centerを設立しています。ここの現在のディレクターはIgnacioで、彼はUCバークレー出身ということで、親切にいろいろと案内してくれました。 はじめの写真は、センターの入口です。カレッジ1階にあります。多くの研究プロジェクトと教育プログラムをもっており、かなり広い作業スペースや打ち合わせスペースがあります。 2枚目の写真からは、このカレッジ(デザイン学部、建築学科とランドスケープ学科)についてです。 この建物はかなり古い歴史的な建物なのですが、改修して中庭をアトリウムにしています。そこが学生たちが自由に使える場所になっており、展示や大きな講演会にも使われます。このアトリウムまわりの廊下が、設計演習の講評(ピンナップ)の場になっています。どんな演習がどのように行われているか、全部見えてしまいます! 4枚目、5枚目の写真は、コンピュータ室と模型製作室です。大型プリンターなどかなりの設備が整っています。模型は木工がしっかりできるようになっていて、さらにレーザーカッターも2台あります。インストラクターがいるのですが、学生はこれらの機械を自分たちで操作して模型を製作できます。また模型材料は、専属の業者が居て、自分でお店に買いに行かなくても、ここで注文して取り寄せることができます。 このミネソタ大学のデザイン学部は、全米で最も設備が充実した大学の一つです。この教育環境は本当にすばらしいですね。 PR |
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プロフィール
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Always M1
年齢:
22
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性別:
男性
誕生日:
2002/04/01
職業:
プロフェッショナルの卵
趣味:
まちづくり、都市計画
自己紹介:
志村研究室の活動報告や、OB・OGへの情報発信のためのブログ。
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