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研究室の活動の報告とFollow upのためのブログ。
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志村です。
 セメスターの最後には、いろいろな成果発表会に参加しました。
 これはUrban Planning Process -Undergraduate Planning Studioの授業の一つで、主に学部3年生が履修しています。
 担当教員は、Allan Jacobs先生で、私が早稲田大学都市計画研究室博士課程に在籍していた時代に、イタリア・サッスオーロで開催された国際ワークショップの時にご一緒させていただいた先生です。サンフランシスコ市の都市計画局長をされていた方で、特に歴史的建築物、町並みの保全に力を入れられていました。超高層建築は大嫌いな方です。また街路設計を専門にされています。Jacobs先生の容姿は、体ががっしりとしていて、頭はツルツル、プロレスラーの「ブッチャー」という感じで、見た目はすごい怖そうです。学生たちへの指導は厳しいそうですが、私がイタリアで受けた印象は、良いところを見つけて評価してくれる優れた教育者と感じました。
 課題対象地は、大学のすぐ近くDowntown BerkeleyにあるUniversity Avenueと、それがShattuck Avenueと交差するあたりです。例年ここを対象としているようですが、現実に多くの課題を抱えている地区であり、学生たちが取り組みやすいものといえます。
 写真はその最終Reviewの様子です。学生たちの提案内容は、頑張っていはいますが特にすごいレベルとは感じませんでした。表現力も、MasterのUrban Design Studioと比べるとまだまだといった感じです。
 どうしても芝浦工大で私が担当している「地域デザイン演習」と比べてしまいますが、提案の完成度としてはほぼ同等といった感じでしょうか。当然、課題の性格が違うので、地域デザイン演習では、よりボトムアップを取り入れた提案となっていますが。
 しかし発表会は、Wurster Hallの2階ロビー(というより廊下)で、公開されて行われます。教員陣も、4名の先生とゲストが入り、活発に意見交換がされます。このやり方は、見習わなければなりません。
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志村です。
これもちょっと前のことですが、私が所属しているUCバークレーIURDの中にあるCenter for Cities & Schools(以下:CC&S)が運営しているY-PLANという活動のポスターセッションに参加しました。Y-PLANといのは、Youth-Plan, Learn, Act, Now!の頭文字をとったもので、CC&Sの創立者であるDeborah McKoyが1999年に始めたものです。言葉の意味の通り、若者(学生)のプランニングと学習と活動を一緒にして推進していこうとするものです。
写真はポスターセッションの様子です。これは、学生たちがそれぞれの活動を発表し、教員たちがそれについてコメントしていくというものでした。CC&SはCollege of Environmental Design(環境デザイン学部)内にあるのですが、学生は経済学や社会学専攻もいて、また学部生だけではなく大学院生もいました。学生たちの活動は大きく4つに分かれていて、バークレーの北にあるリッチモンド市の歴史的建物保全とコミュニティ維持、バークレーの南にあるエマリービル市のコミュニティと福祉に関する提言、サンフランシスコ市の公園の遊歩道再生、オークランド市の持続可能な環境づくり、といったものでした。
学生たちの活動は積極的で、発表の仕方もしっかりしていました。ただ個人の活動なので、内容としては完成度が高いとは言い難いもので、また成果物のパネルも簡単なものがほとんどでした。しかし数名、なかなかしっかりした学生もいました。
全体的には私の関心に近い活動であり、このセンターCC&Sの活動については、今後も調査をしようと思っています。

志村です。
 ここのところ志村研究室のブログが活性化しているようでなによりです。
 さて、これも明治大学の小林正美先生と一緒だった時のことです。5月10日(日)に、サンフランシスコのSunday Streetsというイベントに参加してきました。これは普通の道を歩行者天国にするというイベントで、月に1回ほどの頻度で、サンフランシスコ市内のどこかの道を対象にして開催されます。この日は、ミッションベイの海沿いの道が対象で、市内に近いところですとMBAサンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地AT&Tパークスタジアムが出発地点でした。
 写真にある通り、この日は無料の自転車の貸し出しもあり、みんな楽しく海沿いの道を散策できるようになっていました。我々も自転車を借りて1時間ほどサイクリングを楽しみました。
 途中、かつて魚の加工工場だった建物を保存・活用しようとしている市民メンバーに会いました。署名活動をしていたので、我々もサインをしてちょっと話もしました。つまりこのイベントは、何か開発の動きや課題があるところが選ばれて開催されるのです。この海沿いの地区は、ミッションベイの再開発の影響で、やはり再開発される動きがあるのです。そこでこのようなイベントを開催して、市民の関心を高めようとしている訳です。
 このようなイベントは、日本でも開催されていますが、そこに関わる市民団体の数がこちらの方がやはり多い。このくらい盛り上がるイベントが日本でもできればいいなと感じました。

志村です。
さてこれも明治大学の小林先生らと、East Bayめぐりをした時のことです。近くまで来たということで、かの有名なスタンフォード大学に立ち寄りました。すごいという話は聞いていましたが、想像以上の大きさと立派さに驚きました。
 まず敷地面積は、私が客員研究員として所属しているUCバークレーの3倍以上あるでしょうか。敷地内をフリーウエイが通っているほど大きいのです。建物は、スパニッシュで統一されています。壁は赤茶色の自然石またはコンクリートの擬石なのですが、日本で見られるような安っぽいものと違い、本物の石より高いのではと思われるほどの立派な擬石を使っています。屋根は赤茶色の瓦です(写真参照)。
 また校内はいたってきれいで、ベンチも新品同様です。大体、UCバークレーも含めて、アメリカの路上やストリートファニチャーはきたない!ベンチなど座るのをためらうほどですが、ここは思わず座りたくなるほどきれいです。スタンフォード大学は私立大学な訳ですが、こうも違うものでしょうか。また大学までアプローチする道路もきれいなのでビックリしました。大体こちらの道はデコボコです。それがスタンフォード大学に通じる道だけは、鏡のように平らな道でした。
 施設としては、教会もあります。ちょうど我々が訪問した時には、結婚式をやっていました。写真は展望台がある塔から写したものですが、そこでの学生のガイドがとても明るくて、浮かれているのが印象的でした。「スタンフォードで勉強できて嬉しい!」という気持ちがすなおに表れていました。この大学は、大変お金もちの家の学生(それを特権階級と表現する人もいます)が入学するところのようで、ちょっと違うところだなと率直に感じました。
 それにしても創立者のスタンフォードという人は、鉄道で財をなした人で、一人息子に先立たれたということで、その全財産を使って大学を創立したそうです。偉い人が居たものです。このようなことですばらい施設、大学ができてしまう米国とは・・・まさに市民がつくっている国でしょうか。
志村研究室の先輩、後輩の皆さん

六実のフィクサーこと、萩野です。

今回はお願いがありまして、この場をお借りしました。

【同じ研究室のよしみで…】

お金貸してください!

というのは冗談ですが、皆さんから国道沿いの景観(ロードサイド景観)の写真をいただけないか思っております。
ご自宅の近くでも、旅先でも、出張先でもよいので、写真データをいただきたいのです。
  
【なんでまた、国道】
まちづくりを学んできた皆さんは、地方のまちの力の減衰化には日々頭を悩ませていることでしょう。(たぶん…。)
中心市街地の元気は郊外の国道沿いに吸い取られ、全国の国道沿いは元気に店を構えており、かなしいかな、どこもかしこも似たような風景となっております。

そこで、ほんとに同じ景観なの?何か違う感じ、見方があるんじゃないの?と思いまして、じーーーっと見てみたくなったのです。

【国道萌え】
団地、工場、エヴァ(これは違うか)…と様々な萌え流行が出てきてますが、ミーハーな私としてはそこにあやかってやろうと思ってます。
独特の味わい方(評価軸)で分類できたらなと思ってます。一緒に味わってみませんか。
めざせ、国道ソムリエ!


下記のアドレスに、写真とその住所を送っていただけたら、ありがたいと思っております。

メルアド: hutsuunomachi@yahoo.co.jp

またヤホーのワイワイマップを利用して、マップを作成したいと思ってます。(まだ整備中ですが。)

URL: http://waiwai.map.yahoo.co.jp/map?mid=AzVBJk_EmNFpxRSeEuL7E9nQXKKcReuwjO18NSo-

ヤホーIDをお持ちの方はぜひ参加してください。
まちのヘンナモノ、面白いものなどもあったら、ぜひぜひ載っけてもらえたらと思ってます。
このマチバカにお付き合い下さる方もささやかに募集してます…

ご協力とご理解どうぞ宜しくお願いいたしますm(._.)m


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誕生日:
2002/04/01
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プロフェッショナルの卵
趣味:
まちづくり、都市計画
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